『濁れる水の流れつつ澄む』

『濁れる水の流れつつ澄む』

師匠に言われた『濁れる水の流れつつ澄む』という詩が心に響き、
何か想った時に発信していきます。

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甘いものが大好きです。

つい昨日も、地元の壺屋ってとこの美味しい揚げ饅頭を送ってもらいました(・∀・)
30分くらいずっと、モクモクと食べてました。


今朝、会社のキッチンにて洗いものをしていると、目の前にハチミツがありました。
何気なく毎日見ている風景。
ふとしたときに、「あれ?」って思うとき、結構あります。

そこには、こう書いてありました。
「日本国内でびん詰めした商品です」
この表示を見て、あれって思ってしまいました。

日本国内で瓶詰めしたってことは何だろう。
安全ですってことなんだろうか。
裏の表示見ると「はちみつ(中国、アルゼンチン、ニュージーランド、カナダ、他の国)」って書いてある。
「原材料は海外で作ってますけど、国内の基準を満たすようにびん詰めしてるから、安心してください。」
とでも言いたいのだろうか。
それって安全なんだろうか。
海外で瓶詰めしても一緒なんじゃないの。
その方が安く済むんじゃない。
高く売りたいからなのか。
何なんだろう。

それと、この前新聞の投書にあった大根の話。
要約すると、
「大根の葉っぱは美味しいし栄養価がある。
大根の葉っぱを捨てるなんてもったいない。
ただでさえ葉物野菜高いんだから、葉っぱだけでも売ったらどうですか。
葉っぱも値段を付けて売れば、農家の人の収入も上がるし。」
みたいなことが書いてありました。

一見すると、ごもっとも。
でも、農家のおじさんに聞いたことがあります。
「大根は根っこ食うもんだ。葉っぱなんて食われねぇ。」

つまり、残留農薬の問題。
確かに葉っぱは栄養価が高いかもしれない。
でも、アブラナ科の大根は、虫が付きやすい。
虫に葉っぱを食べれられてしまえば、根っこに養分がいかないから、収穫できない。
だから大根の根っこよりも葉っぱの部分により多くの農薬が散布される。
だから「食われねぇ」のだという。

ただ、その葉っぱの持つ栄養素、残留農薬、それが人間の身体にどんな変化を与え、
また、調理法や処理によってそれらはどのように変化していくのか。

何をどうするのが正しいのか。
科学って正解はあるのだろうか。
今の常識が、10年後、20年後に正しいとは限らない。
だとしたら、今を信じるしかないのだろう。
でもそれは裏切られるかもしれない。
うーん、難しい。
仕事とプライベートって、
何だか対立しているようなもので、
プライベートなんてない、生きがいは仕事だけだ!
プライベート云々言ってる奴はけしからん!
みたいな、そんな風潮あると思うんです。

昨日夢に出てきてハッとしたんですが、
どっかの焼鳥屋で、普通のおじさん(たぶん上司?)と一緒に飲んでいて、

「仕事にどれだけ一所懸命になれるかって、
まぁ、人それぞれだろうけど、
言葉とか目、表情、姿勢に現れると思うんです。
そういうふうに、周囲に振舞えるってことは、
社内の関係性だったり、家族や恋人だったり、
はたまた趣味だったり、
そんなとこを満たしている人が、
やっぱり、一所懸命に仕事を続けられると思うんですよね。
そうじゃない前のめりは、なんか『空』というかなんというか。
見ていてかわいそうになるんですよね。」

確かこんな感じのことを言っていました。
誰なのか、まったく分かりませんでしたが、
その通りのことを言ってるな、と思いました。

働き方は人それぞれの価値観だと思います。
私は、プライベートを基盤にして、
一所懸命に仕事をしていきたい、そう思った朝でした。
昨日、某セミナー(入社1年目向け)で経験談を喋ってきました。
お題は「理想と現実のギャップ」
色々なギャップがあると思うのです。
・配属先が自分の思うようにならなかった
・上司とのコミュニケーションがなかなかとれなかった
などなど、色んな話が出ていました。

どんな業界でも、共通している部分で、
やっぱりみんな悩んでいるんだな、と感じます。

私の今のギャップはと言いますと、
実はあんまりないというか、考えて浮かんでこなかったです。
だから、「新入社員 ギャップ」とかでググって、出てた話題で喋っちゃいました。
ちょっとグダグダな喋りですみません。

理想と現実って、つながっていると思うんです。
将来は、今の積み重ねでしかないと思うんです。
いきなり飛びぬけて大きく飛躍することなんてないと思うんです。

今は八百屋をやっているので、
今日、大根を何本売れるのか、ホウレン草を何束売れるのか。
また、そのためにはどのような工夫が必要なのか。
この積み重ねでしかないってことに最近気づきました。
こんな単純なことなのに、なぜ気づかなかったか。
不思議なくらいです。

売価を高くすればいいんじゃないか。
仕入れ値が安くて済むように、工夫すればいいんじゃないか。
チラシを入れればいいんじゃないか。

色々やってきましたが、どれも一長一短です。
売価が高いと、毎日買ってくれてたお客さんは3日に1回になり、
仕入れ値を安くすれば、質が悪い野菜が届いたり、
チラシを打っても、その経費に見合うようなお客さんが来なかったり、
ホントに、これやれば絶対成功する!なんてことはやっぱりありません。

ただ、本当に自分としては、大学を卒業し、
この分野を経験することができて、
本当に良かったな、と思っています。
目の前にレールがあるかどうかわからない、
こういう働き方ができてはじめて、
今までの自分には見えなかったものが見えてきたのだな、と。
すごくいい経験をさせてもらっているなぁ、という感じです。